【解決事例12-3】
保険会社の対応が不誠実であったため加害者を告訴した事案
後遺障害等級
未認定
相談前
12級
解決
示談金
相談前
0円
解決
1030万円
ご相談のきっかけ・依頼内容
保険会社の対応に不満を抱き、ご相談くださいました。
1
相談
相談
アドバイス
アドバイス
相談
事故後、治療継続中にご相談いただきました。
アドバイス
治療継続中のご相談でしたので、実際の損害額を請求するためにも、また、依頼者のお体のためにも、症状固定まできちんと病院に通っていただきました。
2
弁護士
受任通知
連絡
任意保険会社
受任通知
任意保険会社に対し、当職が窓口になること及び資料等の送付依頼を内容とする受任通知を送付しました。
連絡
物損では過失相殺を主張していなかったが、人身では過失相殺を主張するとの連絡を受けました。
同じ事故であるにも関わらず、物損と人身で過失についての対応が異なるのは不誠実ではないかと抗議しました。
3
弁護士
告訴
告訴受理
警察
告訴
任意保険会社は加害者に代わって示談代行しているのであり、任意保険会社の不誠実な対応は加害者の不誠実な対応に他なりません。そこで、交通事故について加害者を告訴しました。
告訴受理
告訴が受理されました。
4
任意保険会社
連絡
合意書締結
弁護士
連絡
告訴されたことについて加害者から任意保険会社に連絡があったためか、過失相殺の主張をしないので、告訴を取り下げてほしい旨の連絡がありました。
合意書締結
過失割合に関する合意書を締結して告訴を取り下げることとしました。
5
弁護士
被害者請求
12級認定
自賠責保険会社
被害者請求
治療が終了し、症状固定後、自賠責保険に対して被害者請求を行いました。
12級認定
足関節の痛みについて後遺障害等級12級が認定されました。
6
弁護士
示談交渉
示談
任意保険会社
示談交渉
後遺障害等級12級を前提に、実際の損害額を算定し、損害賠償を請求しました。
過失相殺に関する合意書とおり、過失相殺は主張されませんでした。
示談
示談が成立し、自賠責保険からの支払額を含めて、最終的に、総額約1030万円を受け取ることができました。
解決のポイント
一言
任意保険会社は加害者に代わって示談代行しているのであり、任意保険会社の不誠実な対応は加害者の不誠実な対応に他なりません。
そのような場合は、毅然とした態度で対応することも重要です。