【解決事例12-4】
過失割合を逆転させるとともに、異議申立によって後遺障害等級12級を獲得した事例
後遺障害等級
未認定
相談前
12級
解決
示談金
相談前
0円
解決
1130万円
ご相談のきっかけ・依頼内容
事故後、治療継続中にご相談いただきました。
1
被害者の父
相談
アドバイス
弁護士
相談
相談者の子が交通事故に遭い、ご相談いただきました。
アドバイス
事故や治療の状況等について詳細にお伺いし、今後の流れについてご説明させていただきました。
2
加害者側弁護士
訴訟提起
和解
弁護士
訴訟提起
加害者側の保険会社から、中央分離帯の損傷など第三者に支払った物損について、共同不法行為者として依頼者に支払うよう求める訴訟が提起されました。
訴訟の中で、加害者側は、過失割合について、加害者が0、依頼者が100であるとの主張を展開しました。
和解
客観的な証拠から事故状況を緻密に分析し、過失割合については、むしろ加害者の過失がはるかに大きいことを主張・立証しました。
その結果、裁判所から、過失割合について、加害者が80、依頼者が20を前提とした和解の提案があり、その内容で和解が成立しました。
3
弁護士
被害者請求
14級認定
自賠責保険会社
被害者請求
症状固定後、まずは自賠責保険会社に被害者請求を行いました。
14級認定
その結果、後遺障害等級14級の認定を受けました。
4
弁護士
相談
意見書作成
顧問医師
相談
顧問医師に対し、14級の結果について、上位の後遺障害等級獲得の可能性の有無等を相談しました。
意見書作成
顧問医師から、上位の後遺障害等級獲得の可能性があるとのアドバイスを受け、意見書を作成していただきました。
5
弁護士
異議申立
12級認定
自賠責保険会社
異議申立
顧問医師の意見書を添付して、自賠責保険会社に対して、異議申立を行いました。
12級認定
その結果、後遺障害等級12級が認定され、保険金が支払われました。
6
弁護士
示談交渉
示談
任意保険会社
示談交渉
後遺障害等級12級を前提に、実際の損害額を算定し、任意保険会社を相手に示談交渉を開始しました。
示談
その結果、830万円を支払うことで示談が成立しました。
自賠責保険からの支払額を含めると、最終的に、総額1130万円を受け取ることができました。
解決のポイント
一言
本件では、当初、過失割合について、加害者側から、加害者が0、依頼者が100であるとの主張が展開されました。
しかし、客観的な証拠から事故状況を緻密に分析し、過失割合については、むしろ加害者の過失がはるかに大きいことを裁判の中で主張・立証したことで、最終的には、加害者が80、依頼者が20を前提とした勝訴的な和解が成立しました。
このように、弁護士が適切に活動することで、過失割合が大きく変わることもあります。